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この世界の片隅にのmakoのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
5.0
【再投稿】2017.7.29

今年(2016年)は珍しくアニメの映画を三本観ました。
今年はアニメ映画の豊作でした。 
この作品は当初64館でしかやっていませんでしたが、口コミ(SNS)で作品の良さが広がり現在は200館近くでやっているそうです。 

昭和8年から終戦までを描いています。戦争映画ですが従来の辛く苦しいというのはあまりありません。 
所々、クスッと笑える所もありました。 

主人公のすずの声をのん(能年玲奈)がしています。 
絵が優しくて柔らかい感じなので声がぴったりです。 

広島弁なので他県の人は方言が分かりづらいかもしれませんが、沢山の人に観てほしいです。 

これまでにない戦争映画だと思います。市民の戦前、戦中、戦後を描いています。戦争が勝つと信じて市民も頑張っていたのに、負けてしまいそれまでの事はなんだったんだとすずが怒鳴る姿が観ていて涙が出ました。 

戦争は人生を狂わせます。二度とこんな悲劇を起こしてはいけません。 
でも、まだ世界には紛争している地域があります。 
どうしたら世の中が平和になるのでしょうか。 
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