あざらし

シャザム!のあざらしのレビュー・感想・評価

シャザム!(2019年製作の映画)
3.5

「跡継ぎにふさわしい者を見つけてくれ。」

1974年、クリスマス。
カミナリが鳴る夜中、一台の車が走っていました。少年の祖父の家に行く途中のようです。
しかし、ちょっとした隙に、車を運転していた父親もシド兄さんも居なくなってしまいます。

車を降りると、そこには不思議な神殿がありました。
そこにいた魔術士は7つの大罪から王国を守ってきたと言います。魔法の力を全て誰か少年に与えたいが、心の清らかな者しか与えることが出来ないと伝えます。欲望に勝てない少年には、その資格が無いのです。再び、車の中に戻された少年は…

そして、現代のフィラデルフィア。警官を騙して、パトカーに乗った少年ビリー。彼はパトカーから、ある情報を引き出しました。その情報とは、母親の住む所でした。

ドクター・シバナはある研究に出資していました。それは、子どもの頃の体験についてに関係がありました。

魔術士は弱り、勇者の子どもを見つけることは出来ませんでした。
7つの大罪はドクター・シバナを利用して解放されます。

7つの大罪を封じるために、魔道士の力を得たヒーロー:ビリーが戦うストーリーです。

アメコミ・ヒーローよりずっと子どもっぽいですが、ストーリーが大道のヒーローらしくて好感の持てる映画でした。

魔道士の名前を唱えるだけでヒーローに変身出来たり、ヒーローになればたくさんの力を得たり、大人の姿になれたりと、子どもたちの夢を叶えてくれる映画です。

ラストによると、Part2がありそうですね。

「これがあれば、迷子になっても帰り道が分かる。」

…子どもの頃の嫉妬心から、ビリーたちを襲うなんて、ドクター・シバナって、なんて大人げない…。
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