とし

残穢 住んではいけない部屋のとしのレビュー・感想・評価

4.0
小野不由美の小説が原作の、ホラー映画です。

読者投稿を元に小説を書いている『私』のところに、久保という人物から投稿が届く。久保は、最近マンションに引っ越したが、誰も居ない和室から箒で掃くような音がすると悩んでいた。久保とコンタクトを取った『私』は、過去このマンションに何か事件があったのではと考え、調査を開始する。少しずつ歴史を遡り調査を進めていると、根本にあったのは『私』達の想像を遥かに超えた、恐ろしい事件であった…。

という内容です。特に怖い物体が画面に映り込む事も無い(ラスト付近除く…というか、なんであんなの入れたんだろ?無い方が絶対完成度高かったのに…)ので、安心して観ていられます。謎を追う部分がメインで、ホラーというよりミステリー寄りなんですね。

夏になると昔よく放送していた「あなたの知らない世界」や、読者投稿漫画をついついコンビニなんかで立ち読みしてしまう人なら、絶対楽しめる内容だと思いますよ(笑)!

しかし…エンディングのアレ、どういう意味なんですか?別に嘘を付かなくても、あの人の所有物みたいなもんじゃないですか。夜中に一人でアレを眺めてニヤニヤしているとか…あの人が一番怖いわ!!
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