Maki

イコライザー2のMakiのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
4.5
原題:The Equalizer 2
監督:アントワーン・フークア
公開:2018年

制裁スイッチが入ったら止められない止まらない、マッコールさんのオ仕事第2弾。


🛑ネタバレあります🛑


●デイブ。元部下。演じるペドロ・パスカルは今作2018年くらいまでは助演が多かったのに、2023年現在、引く手数多の大人気俳優になっちゃって感慨深い。

●スーザン。元上官で親友。デイブに裏切られて命を落とす。演じるメリッサ・レオ、最近初めて観た『エンド・オブ・ホワイトハウス』でもテロリストに殴られ蹴られ引きずられてたけど、フークア監督はなんか恨みでもあるんか 笑

●マイルズ(演:アシュトン・サンダース)とマッコールさんの関係もよいんだよね。おせっかい親父に反発しながらもその心根に寄り添ってゆく感じ。まあそのせいで事件に巻き込まれちゃうんだけど

●マッコールさん(演:デンゼル・ワシントン)。元DIAの凄腕親父。ボストンでUber?しながら闇の仕事人を続けている。
お約束のワンマンアーミーっぷりは最早ファンタジスタ。荒唐無稽でもギリギリのリアリティラインは維持していて嬉しい。

また「DV夫に連れ去れた娘をトルコから奪還」「女性に薬を盛って性的暴行した若者共を制裁」「ギャングの根城からマイルズを救い出す」「生き別れの老姉弟を引き合わせる」などのサイドストーリーも心に残る。

挙句、デイブの愛らしい娘たちと親しくしておきながら、私認定映画史に残る名セリフ「一度しか殺せないのが残念だ」を吐くのだから痺れる。



スーザンの葬儀に参加しなかったのがまさか「3」の伏線になるとは…



世間では1より評価低いようで。DIY要素が減ったこと、マッコールさんの髪が生えたこと、メインストーリーが一般市民を苦しめる悪者退治ではなく、過去の仲間との対決になったことなどが原因なのかな。それでも「1」も「2」も5回以上は観ていてどちらも大好き。
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