序盤の印象としては、前作は友情に焦点を当てていたので今作は主要3人の関係性を軸に進んでいくんだろうなと。でも、軸は軸ですがメッセージ的には少し違くて嬉しい喜びでした。
キャストは前作に引き続き魅力的で、新キャラの松岡茉優演じる若宮も個性的かつ圧倒的強者の威圧感も兼ね備えていて緊張と緩和の感じが素晴らしかったです。
内容も学生らしい若気の至りや苦悩しながらも着実に成長していく様が描かれていましたし、しっかり脇役も薄れず目立たせているのが良かったです。(教えて教えられる補完の関係も良かった)
前作との差異として今作は個人戦でしたが、それを逆手に取った熱い展開も燃えました。それにより若宮との対比など個々のキャラの立ち位置も明確になり、それが終盤の一騎打ちにそのまま繋がるのは相変わらずさすがだなと感じました。
とはいえ、下の句は次作への布石が多かったので、上の句の方が少し上かなと思ったので3.8にしました。
