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ヴィジットのKのレビュー・感想・評価

ヴィジット(2015年製作の映画)
3.3
シャマラン監督が描く「恐怖」とは「何か得体の知れない物」「理解できないが故の不気味さ」であり、今作もその恐怖を大いにふるってくれます。

子どもから見た「老人」に対する不可解さや不気味さが今作ではベースとなっています。

この映画はホラーでもありますが、同時にコメディでもあります。

「え、これ笑っていいの?」というシュールな場面が随所に存在し、「怖さ」と「笑い」が同時並行にスパイラル的に盛り上がっています。

そして今作の一番の見どころは、弟のタイラーのラップです。

特にエンドロールで流れる彼のラップはそれまでの文字通り「拭いきれない恐怖」を全て笑いに変えてくれる潔さです。
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