K

1922のKのレビュー・感想・評価

1922(2017年製作の映画)
2.5
全体的に中途半端。

度々出てくるネズミは主人公自身の拭いきれない「罪」であり、自身が犯した罪からは逃れられないというメタファーであるのだろうが、それにしてもメッセージ性としては弱い。

ジャンル的にはホラー映画なのだうが、ホラーとしての要素も薄く、かなりボヤッとした印象。

結局、事の顛末は全て主人公が犯した罪による因果であり、観ていても「でしょうね」という感想しかなく、展開も読めてしまう。

身も蓋もないことを言うようだが、本作を映画化する意義は果たしてあったのだろうか。もはやそのレベルのクオリティ。
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