たっくんの中のたっくん

シン・エヴァンゲリオン劇場版のたっくんの中のたっくんのレビュー・感想・評価

4.9
さようなら…全てのエヴァンゲリオン…ありがとう
.
どんな言葉でも感想でも観たい人にとってはネタバレになってしまうかと思いますので、今日の所はここまで。
2回目鑑賞以降にレビュー書きたいと思います。
.
〜2回目をグランドシネマサンシャインのIMAXレーザーにて鑑賞してきました。〜
どんな感想もネタバレになってしまう作品なので、ストーリーの細かい部分には触れませんが、ご注意下さい。
.
エヴァを見始めたのがちょうど新劇場版:序の時だったので、14年。
14年間必死に追いかけ、考え続けて、待ち続けたモノが終わってしまった喪失感と満足感で今はいっぱいです。
.
1回目の鑑賞では、
「今こんなシーンだけど、これから悲劇が巻き起こるんじゃないか?」
「また問題作が生まれちゃうんじゃないか?」
というドキドキハラハラと、
思考を巡らせる事に神経を使いすぎて、物凄く作品が長く感じたのですが、
そして2回目は落ち着いて観ることができ、
1回目で感じたストーリー視点とメタ視点からなるこのドキドキハラハラは巧妙に仕組まれたものであると確信しました。
このスリリングな、ストーリー展開や演出は14年間ないし、旧作から数えて26年間このシリーズを見てきたファンならではの楽しめる要素だったと思います。
.
またCGで再現されたロボット、モーションキャプチャーを取り入れた人のヌルヌルしたリアルな動きに、旧作や新劇場版前半を観てきたファンからは慣れないなぁ、と初めは思っていたのですが、
単純に現代のロボット物としての最高峰を作るという意気込みを感じ。そう思って観てみると、凄くワクワクする映像になっていると感じました。
.
エヴァが終わってしまいましたが、エヴァを再構築して、最高の終止符を打ったのではないかと思います。
下記が僕が思う最高の感想です。
.
観る前までは色んな考察を見たり考えたりする事があんなに楽しかった作品ですが、
この作品を観てからはそんな事はどうでも良くなってしまいました。
今作の考察等はまだ一切見ていません。
"エヴァがない世界"はまだ喪失感でいっぱいですが、劇場で公開されている限りはなるべく足を運んで何回でもこの喪失感を咀嚼したいと思います。
.
好きすぎてうまくまとまりません。
さようなら。
.
3度目の鑑賞と追記
.
最後のアスカとのシーンは、やっぱり作画がなんか違う。
そこの意味と、誰の作画かわかる人はいますか?
安野モヨコかな?