カルダモン

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のカルダモンのレビュー・感想・評価

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伝記グルーヴ。ジャケの顔、特に瀧の魂の抜けっぷりがプロフェッショナル。世代ということもあって電気グルーヴは避けて通れなかったし、音楽以外の振る舞いだったりセンスの部分の影響は大きかったなと改めて。
25周年を総括するような体を装った在庫処分ドキュメント。本人たちがこの作品内で新たに語ることは何もなく、それが相応しくもあり、オジサン2人の生態観察を含めて電気の魅力だったように思う。直近でライブを見たのは'14の塗糞祭なのでもう5年も前。ちょうどこの映画が公開される直前あたりで、新旧から満遍なくレア曲や過去在籍メンバーも入れ替わり立ち替わりの四半世紀的な内容だった。

卓球と瀧はずっと同じ感じで、これから先もずっと変わらないんだろうなと思った。
光陰は矢の如く過ぎ去って、いつのまにか25周年が30周年に。
今日の午前中までは冗談のようにしか思えなかったんだけど、やっぱり徐々に現実が浸透するに伴って思いのほかダメージがでかいことに気づく。

25周年のライブの様子
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