まりぃくりすてぃ

ぼくの伯父さんのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
4.2
上質なフフッを数多く湧かせる。物語性は少ないけど。夏カフェ気分。
犬嫌いの私なのに細ワンコの群れに交ざってパリの外れかニースを練り歩きたくなる。噴水に興味ないのに噴水の夢を見そう。そしてジャック・タチの孫娘になりたくもなる。
帰りの渋谷駅前路上に珍しくサックス奏者なんかがいて、カフェってよりブルーノート気分へも飛べた。
[去年ぶり再鑑賞。確か、阿佐ヶ谷ではもろに“夏のタチ特集”と銘打ってた。無言役だったりするから寅さんほどには(観客と)笑顔が近くはならない彼だけど、フレンチ寅も私的には“お盆映画”かな? あの世から帰ってきて作品もっと手がけてほしいぐらい。。。]