時を超えて、連続殺人犯を追い詰める映画です。僕だけがいない街と言う何だかせつなそうなタイトルに引かれて見てみました。
ふとした瞬間に、タイムトラベルしてしまう藤沼悟（藤原竜也）の母親が突然刺殺されてしまいます。そして、藤沼悟は、何故かタイムトラベルして小学生時代に戻り、ある誘拐殺人事件を追う事になります。その事件を予防しようと過去を変える事で、現在も変わってしまいます。そしてまた、現在に戻っても、その殺人犯を追いかけて。。。
殺人犯を追い詰める藤沼悟が、ただただ、とても可哀想な感じです。彼は、何のために生きたのだろうかと考えてしまいます。この映画は、着想は面白いのですが、共感出来る所が少なめの映画でした。
この映画の主役は、子供時代の子役の方かもしれません。演じている時間も長いし、なかなか素晴らしい演技を見せてくれています。
それにしても、児童相談所ってすごいですね。児童相談所の職員登場のシーンには、安心しましたし、子供たちを救う最後の砦なんだってあらためて感じました。
映画の中に繰り返し出てくる北海道弁のしたっけ！と言う言葉が、とても耳に残る映画でした。
