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ドント・ブリーズのslowのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
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「息をたてるな!」とか言うから
スピーカーの音を消したのに、
気がつくと耳を塞いでた件… (∩ ゚д゚)
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皆さんのお気持ちは分かります。
"音を消して見るのは邪道だ!"と…。
ですが、私にとってホラーは
日常そのものでして(/ー ̄;)…

家族にビビらせてくる悪魔がおりましてね…
おかげでどうすればビビリ技を
くぐり抜けながら生活できるかを
考えて幼少期から過ごしてきたものですから
ビビらせてくるホラーは言うなれば、
私にとって「天敵」っ!!

ですがホラーには魅力がありまして…↓
"○○と○○を組み合わせたらどうなるか?"

…この「実験的な面白さ」もまた
ホラーでしか味わえないと思うので
どうしてもつい観ちゃうんです…

なので!
本作の「泥棒と盲目老人」という
斬新な設定を味わうべく、
どうすれば「恐怖演出」を
うまく防ぐ事ができるか!を考えた結果…

"予告でビックリシーンを予習し、
音量を2で観ればいいなっ♪(・∀・d)"

と軽く考え、
"音を立てず"に鑑賞しました(・b・*)

…な、の、に、…あれれ???
普通に声をあげてビビってるな…私。
それってなぜ?…(/ー ̄;)

本作は「静」と「動」のタイミングが
どちらともズレてるので、
目の前にいる老人の動きが掴めないこと、
登場人物が音をたてずに動くので、
音を消してても内容は理解できること。

そして最大のー「答え」ー

綺麗すぎる「静」の映像から、
びっくりさせる「動」への映像になると
人って不思議なものでして、
頭の中で「音」を勝手に作り出すんです…w

発砲時の光に合わせて「ばん!」と
聴こえないはずの銃声が
聞こえてきちゃうんですよ。。。
なので結局、
普通にビビりまくってました。。(笑)

ー【まとめ感想】ー

「盲目」という設定が
新しい恐怖演出に結び付いて
無音でもなかなか楽しめたけど、
盲目設定すら関係なくなる後半は
新鮮味がない普通のホラー。

"恐怖演出"では負けるでしょうが、
「内容の面白さ」で言えば、
泥棒vs殺人鬼で最高傑作の『ワナオトコ 』,
犬ホラーで傑作の『クジョー』のほうが
ダントツで上ッ!

…ところでコピーライターさん。
本作を「20年に一度の傑作!」と書いてますが、
これと内容がそっくりな『ワナオトコ』は
"大傑作"で間違いないですよね!d(・∀・*)♪
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