【スピルバーグが次世代に託した宝箱★】
この映画にはスピルバーグの映画愛が溢れてる。映画を初めて劇場で観たときのドキドキ感。ゲーム発売日のワクワク感。子供の頃は初めてのことがたくさんで、そのたびに感動して。この映画はその頃の自分に戻ったような気持ちにさせてくれる。
たくさんの映画のオマージュが溢れていて、そのほとんどが自分が生まれる前か、「子供の頃に観た思い出の映画」だったりする。
あまりにもスピルバーグの集大成を感じてしまって「え、これ遺作にならないよね？スピルバーグ死なないよね？」て不安になっちゃった。そのくらいスピルバーグの遺言のような作品。どれだけ映画が好きか、ゲームが好きか、世界中のクリエイターに敬意を払っているかが伝わってくる。
日本のキャラでいうと「ガンダム」が出たり、「波動拳」が出たり、日本が誇るゲームキャラが出るたびに「でたーーーッ🤟✨」て嬉しくなった。
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ストーリーは、ベタな展開だと分かりつつ「このピンチをどうやって切り抜けるのー！」てドキドキしっぱなし。スピード感溢れる映像の連続でちょー楽しい✨CGのクオリティ高すぎて2Dなのに3Dで観てるかのように錯覚する。
特に最初のレースシーンがスゴイ！橋が海の上に組み立てられるシーン。2Dなのに「今、橋ができたときドーン、て劇場揺れた？」て感じるほど。加えて、レースの臨場感、ゴールまでの道のりから見る恐竜とゴリラ。秀逸だわー！！
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全体を通して、ゲームの世界と現実の世界がだんだん繋がっていくところが好き。バーチャル技術が発達した世界での「人間のあり方」を考えさせられた。そしてスピルバーグの「人間愛」が溢れてた。
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あたしは普段ゲームはやらないし、映画の趣味も偏ってる。あとで元ネタを調べたらあたしが気付いていたのは1割未満で、ほとんど分からなかった。だけどオマージュは、よくある内輪ネタ（元ネタがわかる人だけが話にについていける作品、最近多い…😥）にはならず「分かる人も分からない人も楽しめる」、ちょうど良いバランスで、さすがスピルバーグ✨て思った。
とはいえ、元ネタが膨大すぎて全部知った上で100%楽しみたい！！て思ったら相当な労力が必要になるので点数はその分少なくした。だって元ネタの映画、生まれてないときのが多いんだもん（´-`）.｡oO（せっかくなら映画丸ごと楽しみたいし）
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【余談】
冒頭シーンで、街中の人がVRつけて生活しているのが印象的。と、同時にとても無防備な状態だなとぞっとした。外部を察知するための目・耳が塞がれている状態ってものすごく危険。泥棒入っても強盗に襲われても防衛できなそう。
そのうち、学校も会社もVRで済む世界がくるのかな。すでにリモートワークが主流の会社も出てきてるし、skype会議じゃなくてVR会議になったり。学校も通信制の学校はweb授業を導入してるところもあるし、VRで授業をうけて、VRで理科の実験して…ていう世界も到来するんじゃないかな。なんて思ったりした。いろいろ考えさせられた。
観て良かったー！🤟✨
