寝屋川の工場長

レディ・プレイヤー1の寝屋川の工場長のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.2
この作品、ありとあらゆる分野のサブカルを網羅したと言っても過言ではないから、興味あるやつは行ったほうがいい、というか行け(命令)
スピルバーグの好きなものをあれもこれもと詰め込んじゃった今作。どうせ中身薄いんでしょ?とか思ってるそこのあなた、損するぞ。上の方で中身書くとほぼネタバレになるので下手なことは言えないが、話がちゃんとまとまっていてわかりやすい。誰しも考えたであろう、このキャラとあのキャラの夢の共演が画面の中で実現している。まさに金ローでやるべき映画の1つだが、版権で揉めそうだから多分やらへんぞ、気になってるやつは行くんや。
アカデミーくれくれおじさんこと、スピルバーグにしては本当に王道な映画でびっくりした。

(以下、ネタバレや不適切な表現などが含まれているので注意!!)






とりあえず、たらたらと書いたが、もう皆観てるだろうから若干ネタバレに抵触するけど、ほんとにメカゴジラとガンダムの戦いはヤバかった。というか最初のレースでキングコングにT-レックス、クリスティーンにAKIRAのバイク、デロリアンが出た時点で軽く奇声を上げそうになったよ。テンションほぼほぼMAXになった状態で箸休め感覚で観た「シャイニング」ネタにはもう唖然、そしてクスっという笑み。そこからのまさかのハリポタをちょこっと入れちゃうという発送に驚き。もうアドレナリンで脳がヒッタヒタになってる時に最終決戦。よく観りゃオプティマスプライムやらグレムリンやらがおるやんけ、最高か。そしてそこからのメカゴジラ先輩である。泣ける。聞くところによればあれはいくつかのネタを組み合わせて形成されているという……。エモさの塊かよ、この野郎。メカメカしててかっこいいじゃねぇか…。
あんなやつに勝てるんか?どうなんや?そこからの
「俺はガンダムで行く」
ファッ!?となりながら画面を注目。よくよく見たら侍滑空。ワシャっとなったらRX-78-2 ガンダムさんがどーん!!俺発狂不可避。フルCGで出るのわかってたけど勝利の雄叫びをあげる俺。もう色々ヤバい。(語彙力焼失)ビームライフルを使わなかったのはラスボスへの配慮です、異論は認める。
とにかくサブカルチャー好きにはたまらん。やってる劇場もう少ないor無いかもしれないので、とりあえずDVD&Blu-rayを予約するんだ。コマ送りしながらキャラの一人一人を視認、詳細を調べて元ネタを調べ、遂には元ネタまで観てしまう販促(反則)のでき具合。皆で集まって
「今あいつおったで」
とかやるだけで2日は潰れるから。え?そんなわけないだろって?騙されたと思って観てみ。感動すっから( ´,_ゝ`)
観賞後はまるで映画でイった感じやったわ、ようやってくれたなスピルバーグ(涙目)
つーかウルトラマン出せよ、頼むから…裁判買ったやん……出してくれよぉ。