TakaCine

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングルのTakaCineのレビュー・感想・評価

3.8
【いざ、ジャングルへ!】
体験型アトラクション映画は、やっぱり劇場鑑賞が面白い😊♪

MX4D/4DX先行上映をやっているのを知って、並み居る新作ラッシュの中、極上体験を求めて観に行って参りました😁イエーイ!

何も考えるな!感じろ!
そして存分に楽しめぇぇぇ!!!

サバゲーの突き抜けた爽快感、適当に見えて絶妙なキャラ設定、クライマックスに次ぐクライマックス、戦隊物チックなクサイ台詞と涙と友情と団結、無敵すぎる主役、おっさんたちの渾身のギャグ、過激なだけでアホな悪役、少しのエロ描写(胸元ちらり)とクネクネダンス、そしてキス…少年が求めるもの全てが盛り込まれた超娯楽大作!

今が少年の君と、かつて少年だった男たちがきっと夢中になれる冒険活劇。

はっきり言って、真面目よりはアホ映画寄りです。かなりコメディーです。だから難しいこと考えず、ただ押し寄せる冒険と笑いを楽しむが勝ち😁✌️
絶対3Dか4Dがお勧め!

【ゲームの世界に入る面白さ】
先に公開された『ハードコア』、4月公開の『レディ・プレイヤー1』を含め、ゲーム画面と映画は相性抜群!ゲーム『ジュマンジ』に自分が入り込む没入感と臨場感を、今回MX4Dによって最高レベルで体験できちゃいました😉‼️

怒濤のクリフハンガー・アクション、次々襲い来る迫力満点の猛獣(サイが、サイが凄い!)、ヘリに乗り、川に飛び込み、追っ手から逃げ惑う度に、席が揺れ、ボコボコ体を叩かれ(仕事帰りには良いマッサージ?)、風雨に晒され…最高に楽しめる体験型アトラクションでしたね😆🎊

【80年代好きには堪らない空気感】
主人公たちがゲームに吸い込まれるVFXから微妙にレトロ。、ブラウン管テレビ、ファミコンにしか見えないゲーム機、メタリカのTシャツ、ピンク・フロイド「対/TSUI」の壁ポスター…溢れる80年代感がヤバイ!

本作を観に行った理由の1つが、懐かしいGuns N' RosesとBig Mountainの曲が使われていると知ったから(たけちゃんのレビューが為になりました😄)。

〈Guns N' Roses〉
♪"Welcome to the Jungle"
もっと流して欲しかったなあ。イントロからカッコイイ😍!空耳アワーで有名なキメ台詞「悦子の母乳だ!」(分かるかな?)

〈Big Mountain〉
♪"Baby, I Love Your Way"
心地好いレゲエ感と印象的なフレーズ「Ooh, baby, I love your way, everyday, yeah」が大好きでした!繰り広げられる美女アクションとこの曲のコラボがめちゃ楽しい‼️

この2曲を聴きに来たんだ、俺は😂♪
もう最高に幸せだぁ~✨😆🍀✨

他の方も書いてますが、何となく「勇者ヨシヒコ」に似ていて、ベタな笑いやゲームあるあるネタが凄く好きでした😄♪

同じコメントを繰り返すNPC(確かにあの運転手は苛つく)、ライフは3回まで!!、得意技の発動とまさかの弱点、曖昧な謎など、ゲームあるあるネタを、冒険物語の中にシュールにまぶした脚本が秀逸です。

【ロック様とブラック様】
この映画を最高な物にしてくれたのは立役者ドウェイン・ジョンソンです。僕にはやっぱり懐かしの"ザ・ロック"の方が馴染み深い。頼もしいマッチョボディー、男らしい面構え、驚異的身体能力だけでも最高なのに、この人は演技も出来る!しかも笑かしてくれます😁♪特技「キメ顔」(?)の度に、場内からクスクス笑いが…

太い上腕二頭筋を指でツンツンとか、困り顔のロック様の姿はレア過ぎてニンマリ😁

「指先ひとつでダウンさ!」ばりに、敵が吹っ飛ぶメガトン怪力は爽快すぎます。ただ全く博士らしさはなかったですけど(笑)

更に、ジャック・ブラックは芸達者でしたね。あの風体でまさかの"心は乙女"ですから、反則ながら笑いが止まらなかったです😁

時にワガママに、時に可愛く乙女になりきるブラックは凄くキモ…いや、「可愛らしかった!」と麻痺しそうな仕上がりでした。男の"落とし方"レッスンは抱腹絶倒😂
セクシーなブラック様をDon't miss it!

【本当にセクシーなギラン嬢】
ブラック様の偽セクシーではなく、『GotG』のカレン・ギランが、本物のセクシー美女として登場してくれるので、男性諸君は安心してください(何の?)。

美女と一緒に冒険!って男には夢ですよね😉♪薄着のコスチュームがまた良いのです(男ってバカw)。

そして男の"落とし方"レッスンの成果は…観てのお楽しみ。

僕はあれでも落ちそうだった(笑)

【結構巧みなキャラ設定】
RPG定番ゲームのように、個々のスキルを活かし協力しながら、難しいダンジョン(試練)を超えていきます。

面白かったのが、現実プレイヤーとゲーム内プレイヤーのスキルや個性にギャップを作ったこと。

そこには、最近流行りの「ありのままの自分を受け入れる」メッセージがあります。

理想の自分と現実の自分。
そのギャップに悩み、人との違いに失望し、「なぜ?」と葛藤する。思春期らしい悩みでもあります。

"無い物ねだりでなく、ある物で勝負する!"

登場人物たちは戦いの中で、自分の価値に気付き、互いを認め合い、自分の活かし方を学んでいきます。

ゲーム前よりもゲーム後の方が、姿は変わらずとも、内なる自信に溢れ、生き生きとしていました。その意味では、成長物語としても出来が良かったですね。

筋肉マシマシな笑いと最新のVFX映像と少年少女の成長物語。

次回作も"マジジュマンジ"であることに期待したいです😊!
TakaCine

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