ばーどイヌサンローラン

ベイビー・ドライバーのばーどイヌサンローランのネタバレレビュー・内容・結末

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

観終わって出てきた若い女子が『途中から、ワイルド・スピードにしか見えなかった』と言っていたと、トイレから戻ったわたしに、連れが言ってきた。こんなこと1人で抱えて観るのはフェアぢゃないから言うけど、と言いながら。えーっ、言わなくったってよくない?バカぢゃない。言う必要無くね?ってことで…




✔️ちょっとあらすじ

ベイビー(アンセル・エルゴート)は、その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。
組織のボスで作戦担当のドク(ケヴィン・スペイシー)、すぐにブチ切れ銃をブッ放すバッツ(ジェイミー・フォックス)、凶暴すぎる夫婦、バディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)。彼らとの仕事にスリルを覚え、才能を活かしてきたベイビー。しかし、このクレイジーな環境から抜け出す決意をする―それは、恋人デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を組織に嗅ぎつけられたからだ。自ら決めた“最後の仕事”=“合衆国郵便局の襲撃”がベイビーと恋人と組織を道連れに暴走を始める―。(公式サイトより)



ね、面白そうでしょ?予告編を観てから、絶対、観ようと決めてました😝





だって監督はエドガー・ライトだよ!でも今回はいつものメンツのサイモン・ペックもニック・フロストも出てないよ…😖大丈夫か…?



で、主演のベイビー役は『ダイバージェント』『ステイ・コネクテッド~つながりたい僕らの世界』『きっと星のせいじゃない。』などに出てた若手のホープ、アンセル・エルゴート。『ダイバージェント』は観てないから、今度、観てみよう。


そしてヒロインのデボラ役は『シンデレラ』そして『高慢と偏見とゾンビ』でヒロインを演じたリリー・ジェームズ。



この2人の若手が、わたしは的には、最後をぶち壊してるのだ。別に悪くないんだけど、悪くないのよ、逆にいいとは思うんだけど、ラストが単なる青春映画になっちゃってるのだ。これはキャストの問題ぢゃなく、脚本?いきなり青春…😤😱😰(完全に趣味の問題なんだけど…)




カーアクション+青春+音楽+恋愛


の融合ってことなんだけど…






確かにカーアクション、カーチェイスは凄いと思うし(車、何台、ぶっ壊してるんだよー)特にOPのカーチェイスシーンはグッときたし、シビれる。つかみはOK的な。これからなにが始まるんだろう?っていうワクワク感と爽快感があった。そして、幼い頃の事故で両親を失って、耳の聞こえないおじちゃんと2人暮らしで、事故の後遺症で耳鳴りが止まない。でも音楽を聴くと耳鳴りが止まるという特異体質。そして音楽が流れると驚異的なドライビングテクニックが更に驚異的になり、もう誰にも止められない。でも、なんでその道に足を踏み入れたのかがイマイチ不明瞭ではあったけど。(キッカケ?なんで車泥棒を?)そして選曲も、一癖も二癖もあるある個性的なキャストも魅力的。


その魅力的なキャストとは…

一見穏やかそうな紳士に見えるんだけど、中身は…、ヤバイよ、ヤバイよ、なボス役のケヴィン・スペイシーに、キレキレのいかれぽんち加減がハンパないジェイミー・フォックス、物分かりがよさそうな、だって元々はエリートだった?でもクスリにハマって転落しちゃったジョン・ハムは、あることでターミネーターばりに(あるいは、しつこい高田)変身しちゃってびっくりだし、その彼女のエイザ・ゴンザレスもキュートな容姿で意外と武闘派。そのガンアクションには惚れ惚れしちゃう。恋人役のバディことジョン・ハムとの銃撃シーンなんか、まるでボニー&クライド😱



と、途中までは凄く良かったんだけど…、ラストがね…




さすが登壇効果?初日は全回、満席🈵





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