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ベイビー・ドライバーのTSのレビュー・感想・評価

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)
3.9
【天才的なドライバー】82点
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監督:エドガー・ライト
製作国:アメリカ/イギリス
ジャンル:アクション
収録時間:113分
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2017年劇場鑑賞67本目。
最初から最後までノンストップの新感覚カーアクションムービー。音楽のチョイスが非常に良く、ワイスピシリーズとはまた違った味を楽しめます。ただ、個人的にはカーアクションムービーはあまりハマらない傾向にあるため、まずまずの満足度くらいで収まりました。

過去の事故により耳鳴りが止まらない天才ドライバー、通称ベイビーは強盗のお抱え運転手として活躍していた。彼のその天才的な運転技術は、追いかける全てのものを欺くのだが。。

彼は善人なのですが、とある理由により強盗組織に加担しなければならないのです。それにしてもこの強盗組織、ご都合主義も良いところで、犯行の過程においては全くミスをしない。これだけ強盗を起こしていたら本部がバレて一網打尽になるような気がしますが。。無論、ベイビーが車を発車させたらもう捕まりません。冒頭のカーチェイスがその全てを物語っています。

そうやって悪の組織に加担していたベイビーなのですが、とある出来事をきっかけにこの組織から離脱していこうとします。そこで彼らは瓦解し、激しい戦いになっていきます。すなわち、悪が悪を制すというプロットになるのです。なので、ベイビーの結末はどう転んでも厳しいものになるのです。

終盤まで勢いを落とさずに満足できる仕上がりになっていると思われます。音楽も良いと思います。ただ、カーチェイス版ララランドはちょっと言い過ぎかなあと思ったり。それはまた次元が違う話だと個人的に思っています(笑)
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