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レディ・バードのRRRのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.5
・カリフォルニアのサクラメントに住むカトリック系の女子高生クリスティン 恋や初めての経験、都会での大学生活への憧れや両親への想い… 窮屈に感じる枠を飛び越えたいティーンのリアルな青春もの

・誰にでもある10代のジレンマを鮮やかに描いた本作 都会のキラキラした世界に憧れる女の子の何て事の無い物語なんですが、記憶の底に眠っていたものに触れる作品でしたね 
田舎から都会へと上京した経験がある人にとっては割とよくある話なのかもしれません 
・旅立ちの日に 空港まで送って貰うシーン、涙を見せまいと 素っ気なくふるまう母マリオンが ひとり車の運転をしながら感極まるシーンがもうね… 正直それまで「ふ~ん」と言う感じで鑑賞してましたが この巣立ちのくだりが入る事によって全体が締まった印象でした
・憧れたものが想像してた程でもなく、凡庸でつまらないと思っていた片田舎での生活の当たり前さこそが尊い日々だったと気付く… ある程度歳を取った今見ると眩し過ぎるよと…
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