カフカのオテサーネク

X-コンタクトのカフカのオテサーネクのレビュー・感想・評価

X-コンタクト(2015年製作の映画)
4.2
旧ソ連の放射能兵士を作り出す実験で誕生した、人に寄生するクマムシモンスターのグチョグチョが楽しめる映画。

遊星からの物体X方面の寄生生物スリラーをベースに、舞台を海、敵をクマムシが突然変異した寄生生物にしたフォロワー作品。

物体Xイズムはちゃんと継承されており、
・誰が寄生されてるかわからないから疑心暗鬼(この要素はあまり大きくない)
・寄生生物をトーチで焼いて辺り一面が真っ赤に照らされる(物体Xフォロワーはここ重要)
・人体変容描写で見所を用意する(いけ好かない教授が背中からにニプルファック乳首みたいなのを3本生やして体液撒き散らすとこは最高)
こういった物体X系映画に求める要素が網羅されていて満足度が高い。

寄生クリーチャー造形も気合いが入っていて、下半身だけが歩いてきて断面から何かがグチョグチョ盛り上がってくるのはとても新鮮。

あと忘れちゃいけないのがエイリアンのビショップが出てること。
いつ白いゲロ吐くか期待してたけどそんなシーンは無かった。

終わり方に捻りや刺が無かったのが残念。

遊星からの物体Xファンにはオススメです。