Tラモーン

シャークネード エクストリーム・ミッションのTラモーンのレビュー・感想・評価

1.8
あけましておめでとうございます🎍
本年も宜しくお願いいたします🙇‍♂️
さて、早速ですが2023年をB級作品で締めてしまいましたので、2024年もB級昨品で初めます(?)。


2度もシャークネードの脅威からアメリカを救ったフィン(アイアン・ジーリング)はその功績を認められ大統領から勲章を貰うこととなりホワイトハウスでの式典へと出向く。しかしそこでもまたシャークネードが発生。ワシントンD.C.は壊滅状態となる。家族の身を案じたフィンは妻と娘のいるオーランドを目指すが、東海岸全域にかつてないほど巨大なシャークネードが迫っていた。


前作を観たのが2022年なので丸1年以上空けてしまったのだが、予算が増えてきていることは伝わってくる。
オープニングの007のパロとか、はちゃめちゃに安っぽいホワイトハウスとか、オープニングクレジットのアニメとか明らかに作り手のやりたいことをやる予算の増額を感じる。

しかしストーリー的にはどんどん勢いがなくなっているというか、サメ×トルネードという画期的なアイデアに慣れてしまったせいかどうにもノリ切れない。もっと威勢よく食べられろよ…。

それでも相変わらずツッコミどころがあるクセに真面目にやろうとするもんだから、そのギャップはやっぱり面白い。

何故だかホワイトハウスを中心に壊滅してしまうワシントン。
プールに落ちたサメを退治しようと義手のチェーンソーを空吹かしする奥さん(タラ・リード)。
戦闘機が墜落したかと思いきや何故だか脱げてるフィンとノヴァ(1作目でセクシーヒロインだったキャシー・スケルボが復帰してるのはマジで嬉しい)。

風呂敷を広げるためと思われるNASAを巻き込んだスペースシャトル作戦への流れもなんだか納得いかないうちにやたらとテンポよく進むし、イマイチ説明が足りないままお父ちゃんがアルマゲドンのブルース・ウィリス的な感じになるし最後の最後までこんな感じか〜と思ってたら、まさかのライトセーバーチェーンソー!なのに出番が短けぇよ!

大オチでまたサメの体内からチェーンソー脱出かと思ったら、まさかの胎内ですか…笑。

今年は1段目のハードルを激烈に低く設定できたので、よりたくさんの映画が楽しめそうです🦈


"なんでサメが宇宙に?"

これ言わせたかっただけじゃね?
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