決して面白くはなくて、観ててしんどいような内容だったけど、すごい心に残るものがあったのは確実…。
ストーリー自体は“世界的な大停電を受けての生活“を描いてるけど、脚本の意図は別のところにあると思いました。
つまるところ「家族のかけがえのなさ」をめちゃくちゃ実感した。恐ろしいほど。
お、面白くはなかったんだけど…←
ほぼサバイバル生活を余儀なくされた状況で、まず「私なら無理」って電気の大切さを実感。
それから、女性が慣れないことをしようとすることで起きるさまざまなアクシデントなんかも、観てて心が痛くなりました… 男性の心強さを実感。
今の世の中、携帯端末なんかがあればどこででも誰とでも繋がってられるけど、こんな状況に陥ってしまうと隣にいる人が全て。
ふとした瞬間に孤独になる怖さを改めて実感、いつもそこにいてくれる家族の大切さを実感。
あと小さな発見だったのは、”恋人“と”血の繋がった家族“の決定的違いを見たのは面白かったです。
追い込まれた生活になって初めて見えてくる人間の様々な部分を描いていて、内容はとても興味深くて観てよかったと思いました。
人に勧めるべきかと言われると難しいのが…惜しい……