ryodan

パーティで女の子に話しかけるにはのryodanのレビュー・感想・評価

3.9
狂ってるね~。「パンク侍、~」とか、パンクは支離滅裂が基本なのかな。考えるより感じる作品。コミックをハイペースでめくりながら読むみたいな感じ。「ギャラクシー街道」も思い出しました。かなりフェティッシュで悪趣味、でもキラキラなボーイ・ミーツ・ガールは成立してる。高校生の、あの頃のアホ振りもほろ苦くてイイですね。その彼等の頭の中が具現化したような世界観。だからゴリ押しされても納得してしまう。全てが終わった朝の風景、「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせる余韻。そこがたまらなく好きでした。ほんの少しだけ大人になっている。狂宴が一夜の夢のような含みのあるエンディングかと思いきや、しっかりエピローグ用意してそのままバカを貫いてます的な結末。素晴らしいです。
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