やまぞう

無限の住人のやまぞうのレビュー・感想・評価

無限の住人(2017年製作の映画)
2.5
原作未読。
だもんで、普通に映画作品として観ると、三池崇史監督らしい、血と肉が飛び散るチャンバラシーンとか、キャラクター=キャスティングの面白さは、あるっちゃーある。

が、しかし、恐らく何巻にもおよぶコミックを2時間程度の尺に収めるワケだから、かなりエピソードを端折らざるをえない事は理解できるが、無駄に豪華な俳優陣が演じるキャラクターの背景や、そもそもお話の骨子となる「凛の仇討ち」が、仇である天津影久が極悪人っぽくもなく、挙句に幕府に騙されちゃったり、展開が複雑なのにストーリーを飛ばしまくるもんで、テーマっつーか着地点が見えずに困惑。

それぞれのキャラクターが面白い感じだっただけに、イマイチ活かしきれてないようで残念。

原作読んでみようかなぁ。
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