ずん

アントマン&ワスプのずんのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.6
アントマンの続編。前作で量子世界から無事に帰還出来ることを身をもって証明したアントマンことスコットは、前科により自宅謹慎となり愛する娘と幸せな日々を過ごしていた。
ところがピム博士の要望で20年前に量子世界に取り残された博士の妻であり娘ホープの母であるジャネットを助ける為に再び量子世界へ送り込まれることになる!というお話。


作品を評価する以前にそもそも量子ってなんなのー?状態で、前作からイマイチ疑問のままだったので調べてみました。

以下、量子の説明です。

量子とは、粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。光を粒子としてみたときの光子やニュートリノやクォーク、ミュオンなどといった素粒子も量子に含まれます。
量子の世界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小さな世界です。このような極めて小さな世界では、私たちの身の回りにある物理法則(ニュートン力学や電磁気学)は通用せず、「量子力学」というとても不思議な法則に従っています。
(文科省HPより抜粋)

要は分子や原子を形作っているもので、原子より更に小さい単位の世界なので重力諸々の規則性が無い不安定な世界らしいです。
そういえば劇中でピム博士も「時間や空間の概念すら無い」とおっしゃっていました。
えっ?今更かよ!って?無知過ぎてすみません。(^^;;
理科は好きだったけれどここまでは知りませんでした〜。
むしろこんなの習った記憶ないや。

それ故に一度迷い込んだら捜索が困難だったんですね。

一つ疑問に思ったのは量子世界で浮遊してるダニみたいな生物はなんだったんですかね?原子より小さい世界だから勿論ダニではないのは明確だけれどだとするとあれはいったい何なんでしょ?

それは置いておいて、今作では前作よりよりコメディタッチで敵キャラのゴーストも根っからの極悪人間じゃなく、家族愛溢れる温かみのある作風でした。

それ故目立ったキャラが居なく、ちょっとインパクトに欠けるかなぁと思ったのが正直な感想です。
大きくなったり小さくなったりの映像とアイディアは面白いなーと思いました!

しかしラストまさかの展開には驚き!
なんと、アベンジャーズインフィニティーウォー前後の時系列だったんですね!
アベンジャーズ4作目のエンドゲームの予告でも明らかになりましたが、次回作はアントマンのいる量子世界が鍵になるのは間違いなさそうです!楽しみ〜!
ずん

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