このレビューはネタバレを含みます
なんだかんだでアメゴジは怪獣プロレスがやりたい&見たいだけで、戦後の亡霊としての日本ゴジラの文脈は求めていない、というか描けないので、このくらいさっさと登場してくれた方が話が早くていい。
の割には、最終決戦を見据えてのことではあるのだろうけど、1度目の対決は水中で、次が夜という、アクション部分を見辛くして制作の苦境を誤魔化してる低予算映画みたいな状態になっていて残念な感じ。
あと人間側の組織の描写は、あんなガバガバならやるだけ作品の質が下がるのでいっそ切った方がいいと毎度毎度思うのだけれども、そうするとキャスティングとかで問題があるのだろうから、まあ必要悪なのかしらん。
ただ不満といえばそんなもので、夏に見る娯楽大作としてまあまあ普通に楽しかったす。