このレビューはネタバレを含みます
タイトルに偶然と入っていても物語を展開させるのに都合のいい偶然がこうも頻発するとさすがに白けるなあとかは思ったものの、タイトルには想像という言葉も入っているし、最初の話の中で空想と現実が入り混じる場面があったことなどを思い返すと、そもこの短編集で描かれていることがすべて物語の世界における現実に起こった出来事とは限らないぞという妄想もできたので結果としては面白かった、けれどもやっぱりご都合主義的に話が転がっていくことに対するフォローが少しはあってもよかったんじゃないかなとも偉そうに。