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キングスマン:ゴールデン・サークルの地球へのレビュー・感想・評価

4.2
帰ってきたイギリス製スパイ映画シリーズ第2弾、しかし007ではない。

どこの国にも所属しないスパイ組織「キングスマン」のエース・エージェントは前作であっけなく死亡、その後を引き継いだ弟子の若きエース・エージェントが本作の主人公。
今回の敵は麻薬市場を牛耳る組織「ゴールデン・サークル」。

しかし、ゴールデン・サークルの攻撃であっけなくキングスマンは壊滅。
しかも前作から引き続き登場の女性エージェントもあっけなく死亡。
いきなりの奇抜な展開には驚きました!

そしてキングスマンの生き残り(2人?)は、アメリカにある同じくどこの国にも所属しないスパイ組織「ステイツマン」に助けを求め、ゴールデン・サークルの野望を挫くため、また敵討ちのために戦います。

ポスター、予告編でも堂々と登場しているのでネタバレではないと考えますが、前作で死亡した師匠が帰ってきます。
ただしこの再登場が重要なキーとなります、ご注意して下さい。

本作のヴィランは前作に負けず劣らずサイコです、とにかく凄い美人ボスです。
アクションシーンは前作以上にド派手です(一部グロさもあります)、ただしヴィランの最後がまたまたあっけないのが2度目の驚きでした。

師匠と弟子が似て非なる人物である点にも興味を持ちましたが、とにかくド派手なアクションと奇想天外な展開が楽しめる映画でした。
イギリスの超・大物ミュージシャンが、本人役で派手な出演(特別出演?)をしてるのにも驚かされます。

前作のラスト、アブノーマルな関係で始まった恋愛はまだ続いていたのですね、そこにも驚かされました・・・


新たな組織を立ち上げるのか、キングスマンを復興させるのか、またまた続編が期待できる映画でした。
それともステイツマンに舞台を移すのでしょうか?
イギリス紳士らしくない映画かもしれませんが、まだまだ続きそうな予感がしました(嬉しい!)。

公開2日目、3連休の初日に字幕で鑑賞。
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