寝る時間を過ぎても起きていたコールは、美人のベビーシッターが悪魔崇拝集団の一員と知ってしまう。
秘密を守るため、手段を選ばない連中の魔の手が少年に迫る。
2017年に配信が開始されたスプラッタホラー映画。
パッケージと題名みると、完全にB級ですよね。
確かに、B級です。
ツッコミどころ満載。
そのためはじめから”B級なので”、という気持ちで見ると、この映画は楽しみやすいと思う。
でも監督はなんと“マックG”。
『チャーリーズ・エンジェル』や『ターミネーター4』の監督ですね。
しかも、この映画意外と評判良いんですよ。
内容はセクシーなベビーシッターが実はカルトの一団で危ないお姉さんだったというホラー映画です。
いわゆる『ホームアローン』のホラー版みたいなストーリー。
しかもそれなりにグロイです。
血がドバッー!って。
スピード感とバイオレンスのテンポの良さがいいです。
だがコメディ色がかなり強く、ホラー要素は少し弱めなのでそこらへんを期待し損ねるとがっかりします。
とはいえ、お話の主軸ではちゃんとコールの成長が描かれており、意外と言っては失礼ですが、しっかりしてました。
単なるバカ映画とは馬鹿にできない脚本。
Queenの「We Are the Champions」をバックに彼の大人への変貌が実に勢いよく描かれる姿は爽快です。
エンドロールまで含めても1時間25分で見れてしまうお手軽な映画なので、軽く観る分にはちょうど良いですね。
もちろん過度の期待は厳禁だが。