ずん

ハドソン川の奇跡のずんのレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.8
素晴らしい映画でした。

155人の乗客を乗せた飛行機がバードストライクに遭い機長の咄嗟の判断でハドソン川に全員無事不時着するという奇跡。

全員が無事帰還できたにもかかわらず、航空関係者はシュミレーションで飛行場に着陸出来たことから機長の判断ミスでは?と粗探しするが…シュミレーションと実際の現場では状況含めシチュエーションが違いすぎるということを機長自らが論破する!

飛行機の着陸シーンが終盤まで無かったので少々物足りないな〜と思っていたら最後の最後で感動でした。

機長は不時着した後も155人の生存安否を気に掛けていて、街中の人から英雄と讃えられても自分だけの成果ではなく、機内スタッフと管制塔、救援隊の人達、155人の乗客の全ての人達が団結して起こした奇跡だと。

もう感動しかなかった!最後のエンドロールまで涙でした。

これは映画観で観るべき映画でした。

それと同時に、乗客の命を乗せた飛行機のパイロットという仕事の重責を改めて知ることができ、無事帰還させても責任を追及される職業って本当に辛いけど素晴らしい。パイロットの方を心から尊敬します。

そんな冷静な機長役を演じたトム・ハンクスという名俳優も心から尊敬した作品でした。
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