このシリーズは評判がどうであれ（良いけど）映画館で観なきゃダメと思ってる作品。で、行きました。
やっぱ凄い、いつも平日昼間はガラガラなのが前数列を除いて（あそこに座る人は居るんだろうか？首痛いわ）満席に近い入り。
とにかくイーサンを観に来たわけで、ストーリーは二の次だ、なんて思うんだから、大したシリーズよ。
私はトムと同世代だから、まだまだ元気なトムを観て、『俺もこんなに頑張ってるぜぇ、お前も頑張れ！』とでも励まされるような妄想をしてる💦
別にトム・クルーズのファンという訳でもないのに、不思議なもんだ。
力いっぱい頑張るトムの役者としてのプロ意識とこだわりに感服、という感じかな。
そして、シリーズ６作目、御年56歳のトムが暴れまくってました！
ビルからビルに飛び移るシーンでは骨折したそうで…。
そろそろスタントに任せなよ～と言いたくなってしまう。
正直、内容の方はやや関係性が分かりにくく、長く淡々とした進み方。
冒頭からえ？と思うミスやマンガチックなシーンも多いけど、まあいいか。
今作ではアレック・ボールドウィンも頑張ってる。
60歳で還暦。でも、トムが56歳で４つしか違わないのに、ずっと上に見えるのは、もちろんトムが年より若く見えるから！
いつもの相棒、サイモン・ペッグ。
ちょっと痩せたかやつれた感じがした。
サイモンの個性を生かしたコミカルなシーンやセリフがもう少し欲しかったかな。
もう一人はヴィング・レイムス。
こちらも59歳。いいねえ、この世代の活躍は嬉しい。
サバラスの後継でコジャック役を演じたという、ツルリンとした頭の、人の良さそうな俳優。
そして、女性陣もお馴染みの先ずはレベッカ・ファーガソン。
最近では『グレイテスト・ショーマン』で美しい歌手の役。
北欧らしい長身と線の細さと色白の美人。
ミッシュル・モナハンは40歳過ぎても綺麗で可愛らしい。
『かけがえのない人』のヒロイン。作品はイマイチだったけどポールが死んだので印象に残っている。
アンジェラ・バセット。
昔、ＥＲに出てたなあ。
59歳になり迫力が増した。
クールな雰囲気で、賢くて上に立つ役がピッタリ。
そして、ヘンリー・カヴィル。
スーパーマンですからねえ。強い。
ヒゲのせいか最初は分からなかった。この人誰だっけ？みたいな。
割と個性が薄い感じ。敵役のひとりと似ていて遠目では区別出来ないかな。
長身でイケメン。トムと並ぶとちょっと差が…。
いや、しかしトムはチビでもトシ喰ってても💦別の魅力があるからね！
今作もアクションはてんこ盛り。
どこにそんなパワー残っているの？という感じで、闘いまくる。
トイレの中国人？がめっちゃ強い。２人がかり。
観ているだけで痛い(-_-;)
ヨーロッパの景色がいい。
特にパリのエッフェル塔や凱旋門。
石畳の街中での逃走劇。ベタだけどやっぱり美しい。
車にバイクの魅力もスポンサー絡みで沢山。ヘリも登場。
トイレや崖の格闘シーン。
飛行機から飛び降り、ビルからビルへ飛び移ったり、崖をよじ登ったりは、高所恐怖症なので、ちょっと薄目で。
あのお馴染みの音楽が流れると、もうそれで心が躍る。
スパイ大作戦！だもん。
消滅する指令もアナログで嬉しい。
あっさりしたラストまで楽しめた。
最後は何故か泣けた、でも灯りが付いた時に、周りは誰も泣いてなくて、ちょっと恥ずかしかった。
トム、君は素晴らしい！
☆
先日『ザ・マスター』を観たのはたまたまだけど、あれはサイエントロジーを参考にした映画。
トムがサイエントロジーなのは有名だが、様々な障害を克服出来たのはそのお陰らしい。
ホフマンは何処かの教祖みたいでちょっと胡散臭いけど、トムが教祖なら、みんな入信したいかも？なんて思ったりして。
