ゼロ

ミッション:インポッシブル/フォールアウトのゼロのレビュー・感想・評価

4.0
アクションの行きつく先は骨折。

人気シリーズの6作目であり、シリーズ初の続編。前作に引き続き、シンジケートとの対決がメインとなっています。

今作でもイーサン・ハントを演じるトム・クルーズ氏のアクションに目を奪われます。いちばんの目玉、はビルからビルに飛び移るスタントに失敗して壁に激突。右足を骨折したが、その様子が映像に収められているというのが素敵です。他にも断崖絶壁にしがみつく、命がけのヘリコプター操縦、成層圏ギリギリの高度から身体一つで高速降下するヘイロージャンプなどトムにできないことはない!と言わんばかりの体当たりの演技があります。

物語としては、複数のプルトニウムを盗んだ犯人をイーサンたちが追うというもの。前半はカーアクション時に、イーサン達の会話が少なく、無音が多かったので物足りなかった。後半はいつものイーサンが帰ってきて、会話をしながら不可能に挑戦をしていて安心しました。

次があるとしたらアクション面の強化ではなく、スパイとしての裏切りや驚きを重視したシナリオに期待したいところ。
ゼロ

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