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君の名は。のpepejaのネタバレレビュー・内容・結末

君の名は。(2016年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

ふと書いてなかったな、と思ったので鑑賞記録がてら。

会社の先輩が最初から最後まで泣いたと珍しくものすごく勧めてきたので見に行ったのだけれど単純に言って私には難しかったらしい。

ただのほのぼの入れ替わりモノと思いきやなるほどそういう事があったのねと彗星のくだりで驚いたものの、とにかく三年のタイムラグがあったと判明した瞬間私の脳内で大パニックが起きた。
三年???どこがどう三年??どっからどうズレてたってこと??あああここに時系列を並べて持ってきて!

そこから私は三年のズレの意味を理解出来ないまま頭が止まり、あとはただ結末へ向かう物語を見ているだけになってしまった。
正直、見てからだいぶ経っている今も良く分かっていない。
年号見たら一発じゃないの?カレンダーとかないの?
残念な頭で申し訳がなかった。

映像の美しさ、音楽の使い方がとても良かったと思う。前前前世の掛かるタイミングなんて思わずニヤッとしてしまった。
が、三年のタイムラグに引っかかった挙句まさかの救出成功なエンディングに私も同行者も涙ひとつ流れないまま終演。期待が高すぎた。きっと私達純粋じゃないんだね、と終わったあとにしみじみ話し合ったのを思い出す。いい話です。たぶん。

ハッピーエンドが好きじゃないらしい私的に。彼らのあれだけの奮闘も虚しく彗星の被害は免れず、村はやはり消えてしまう。救えなかったと悲嘆にくれたまま成長するものの、ふと、ある日東京の街で誰かとすれ違う。何かざわめく感覚にお互い振り向き、目を合わせて一言「君の名は。」
こういうバッドエンドながら仄かに救いのあるエンディングだったら三年がどうとかもう言わない。

最後に、自分の胸を揉む三葉が毎度毎度面白くて大好きでした。
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