pepeja

銀魂のpepejaのネタバレレビュー・内容・結末

銀魂(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

わりと好評だったので鑑賞。
銀魂を漫画もアニメも一切知らないまま、なぜか学生時代やっていた新訳紅桜篇の劇場版アニメを見に行き、冒頭で銀さんに「初見のやつなんかいないだろうから」という旨の発言をされ初っ端から切り捨てられた事は今も記憶に新しい。

今回の映画は、その紅桜篇だった。
漫画もアニメも詳しいこと一切知らないまま、のはずの私が、あれ?この話知ってるぞ?となってまあびっくり。
見といてよかった、いや、知らないままの方がよかった、のかも。

正直、ちょっと長かった。
福田さんの面白さ、いつものお約束な森と村の展開、ギリギリアウトなパロディ、中の人ネタ、メタネタと冒頭からやらかしてくれたのは期待通りで、本編中も佐藤二朗さんは佐藤二朗さんだし、ムロツヨシもムロツヨシ、というか2人ともまんま仏とメレブじゃん。
そういう点は笑い転げた。本番テイクで不覚にも佐藤さんの演技に笑っちゃった菜々緒のカットも容赦無く使われている。
他にも小ネタを細々挟み、くすりと笑わせてくれる。
だからこそシリアスなシーンが、とても長く感じた。特に妖刀紅桜との戦いが…長い…!高杉と戦う前にもうお腹いっぱいである。
もうこの際、ひたすら馬鹿馬鹿しい(そして時に銀さんがカッコいい)万事屋の日常をオムニバス形式で90分でも120分でも見てみたかった。劇場版だからって壮大なストーリーじゃなくて良いのでは…

キャラクターの再現度等々、とてもよかったし、アイドル橋本環奈が吹っ切れた姿はなかなか見ものだったと思う。
次回作があると、良いのだけど。
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