アズマロルヴァケル

ビッグマッチのアズマロルヴァケルのレビュー・感想・評価

ビッグマッチ(2014年製作の映画)
3.4
「未体験ゾーンの映画たち2016」出品作品。

良くも悪くも良かった韓国のアクション映画。

ある格闘家が悪党の仕組んだスポーツ賭博の操り人形になってしまう奇妙な話で、ハラハラする展開が多く、終始落ち着く時間がなく、状況を整理する時間すらもなく、約8割がアクションシーンとなっている。

前半は主人公の兄を助けようと奮闘するところと悪党の不条理なゲームに付き合うことになる後半になっており、どちらも見もの。

しかし、悪党がどうしても実況したり指示したりして弱そうなプログラマーをこき使ってそうな悪党がだんだんイライラしてきて、モヤモヤする感じだった。

でも、悪党は結局主人公がやっつけるため、一応ハッピーエンドだが、後日談がない分、どこか物足りない思っても仕方がない映画だった。

それにしても、登場は少ないものの、主人公の兄の奥さんがいい味出してて役者さんが良かったのか、奥さんのシーンだけ何故か凄く温かみが伝わっていました。