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神様メールのtajimaのレビュー・感想・評価

神様メール(2015年製作の映画)
3.4
意地悪な父(神)と父に怯える母(女神)の娘エアが親子喧嘩をきっかけに世界中の人々に余命を伝えてしまう。混乱してしまった人々を救おうとするお話。
エアは兄◯◯◯のアドバイスのもと、6人の使徒(一般人)を選定し新・新約聖書を書くため、使徒を訪ねていく。

使徒は各々悩みを抱えており、エアは優しく寄り添い一緒に解決していきます。
ラストは少々おかしな世界になってしまいましたが、良しでしょう。
ほのぼのする物語でした。

まず神様がブリュッセルに住んでいて世界をパソコンで管理している設定が面白いです。地味で事務的で。
また、神様が決めた普遍的な不快の法則、「必要な睡眠時間はあと10分」などしょうもないけど、どこか腑に落ちそうな法則の数々。神様が自分の作った法則を食らうシーンは笑えました。

余命を知って本当の自分を探す使徒たち。自分に嘘をつかずに素直に生きるのが幸せだと教えてくれます。
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