このレビューはネタバレを含みます
池松壮亮さんと蒼井優さんの演技が素晴らしかったです。役者魂を感じました。
暴力シーン、掻き込んだ米を飛ばしてしゃべる、鼻水と涙で顔ぐちゃぐちゃ、裸の演技、憎しみの表情、全てがパワフルでした。
特に蒼井優さん。あっぱれです。
時系列があっちこっちする内容で、まず追い付くのでやっとでした。と思ったら試練のシーン。見たことを後悔しました。
まず行動の宮本は勝てない勝負に挑むしかありません。でも絶対負けられない。
暴力には暴力で。正々堂々戦って泥臭いながら勝利を掴む宮本は清々しいです。
そしてプロポーズ。暴力的解決に靖子は喜びません。さらには自分を誉めてほしいと。靖子は呆れますが、宮本は｢…、俺の人生薔薇色だからよ｣と熱い言葉を送ります。
出産。宮本はどうすることもできず、救急医に無茶を言うくらい。そこには暴力は無く愛しかありません。
男宮本から父親宮本へと成長です。
ドラマが前編、映画が後編のようですね。映画から観てしまいました。ドラマ観てみます。
