このレビューはネタバレを含みます
マモちゃんに惚れるテルちゃん。二人の関係が良くなってきたところで急降下する場面。苦しいです。
再度良くなってきたかなってところでマモちゃんがトドメをさしにくる場面。テルちゃんは平静を装い嘘をついてまでマモちゃんに縋ります。又々苦しいです。
テルちゃんは完全に振り切ってます。
恋でもない。愛でもない。愛の向こう側に行っちゃってます。(最後は◯◯◯になってしまうくらい。)
葉子と仲原の関係も見物です。仲原が一番標準なタイプだと思いました。仲原を応援したくなりました。あの後はきっと上手くいってるはず。
飲み物に関しての解説がありました。いつ、なにを飲んでいるか注目するとよりこの作品を味わえると思います。
テルちゃん、マモちゃん、葉子、仲原、すみれ、各々の思いが正解であり噛み合わないもどかしさ。共感したくないけど共感してしまう、そんな映画でした。
それにしても成田凌ってなんでこんなにクズ役が似合うんでしょう。