もやし

タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑のもやしのレビュー・感想・評価

4.8
2009年の映画だけど最近新作としてレンタル開始されてた。
ルーニー・マーラ、ブリー・ラーソンという豪華ぶり。


明確なストーリーラインがないのに全部見ると感動してしまうという高等テク映画。
何も考えずじーっと見ちゃいました。96分だったからあっという間に見終わった。
でも人によっては、で、結局何なの?ってなりそうな気はします笑

話としては、全寮制の女子高に通う子4人の日々、という感じです。


最初の内は若い女性特有の全能感みたいなのが全面に出てて、女の人こええ…ってなるけど、すぐ馴染んでくる。

ポップな音楽が多用されてて一見楽しそうだけど、段々、あれ?これ実はかなりキツい?ってなってくる。

皆新たな人生の壁に悩み、苦しむ。
そんな中でも、日々を生きていく。
彼女達の危うさと自分との真摯な向き合い方に心打たれる。

あまり見ないレベルに等身大の、青春映画でした。
もやし

もやし