うろもとうとか

10 クローバーフィールド・レーンのうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

衝撃だったクローバーフィールドから8年後に
洒落たアプローチの続編?
"関連"というべきか
2なんて抜かす時代は終わりましたよと
言わんばかりに
前作のタイトルを上へ下へと
あのタイトルの出し方だけでもうgood job
あのPOVスタイルも注目されてたろうし
また別のビデオが回収されたとしても
許されたろうしそれなりに儲けれたろうに
色々理由はあるだろうけれど8年掛かったのも
続編を作るとすれば
このぐらい突飛してることやらなくちゃ
という意気込みがヒシヒシと感じられる
ジャンルを跨いだ裏切りに次ぐ裏切り
そんな最初から飛ばして大丈夫か?と
心配になるほど始まり方から洒落てて
そしてそれがあそこまで要らぬ心配になるとは
ハワードへの疑い、晴れる、疑い、晴れ…ない…
見なかったことにしたら
それなりに3人であーだこーだ暮らせたろうに…
大惨事のシェルターから抜け出すまでの
話だけでも十分見応えあるのに
ユニークなガスマスク内側から早速活躍しつつも
え、結局ハワード全部嘘やったんかい…
逃げてよか…ん?ヘリ?
(ここでの爆発、
ちゃんと伏線もあった上での有効活用脱帽)
諸々で少し忘れかけてたポスターの
ヤバそうな"それ"が
しなっとなんか地面に落としつつ"来る"
(車の防犯システムも有効活用脱帽)
そしてレスリーの感染源が明かされつつ
ハワードの話嘘でもなかったやん、と
ユニークなガスマスク大活躍
飛行物体そのものもなんか生き物なんかいと
ツッコむやいなや
ここでまた伏線回収
ハワードが置いてきた酒瓶大活躍
シェルターから抜け出せてからの一連
めちゃくちゃ駆け足で
ミシェルの頭の回転どんななってんねん
そんな上手いこといくか?と言われたら
そうなんだけれど
もうなんか諸々いい仕事し過ぎててAll Okよ…
ミシェルが退治に目覚めたこの後
ミシェルの活躍で侵略?から免れたとしたら
(そこを何が待ち受けてるかわからないとするのパーフェクトクローバーフィールドあげたい(?))
エメットの死も無駄じゃなかったよね…
JJの監督作品て個人的になんか
やり切れてないって感じるの多いんだけれど
製作やってるのは結構良くて不思議
ダン・トラクテンバーグ
また映画撮ってくれないかな