PANDADA

パーフェクトマン 完全犯罪のPANDADAのレビュー・感想・評価

4.0
作家志望のマチューは遺品整理のバイト中に、その家で孤独死したという元兵士レオンの日記を読み、それを持ち帰る。自分の作品では出版社に取り合ってもらえないマチューらその日記を自分の作品として提出したところ、大反響の上、ベストセラー作家に。順風満帆ではあるものの次の作品がなかなか書けないマチューの元に、処分した筈のレオンの写真が届く、、、といった感じのお話。

フランス映画特有の細部にこだわったリアリティ溢れる手口を楽しめる作品。

証拠を隠滅したり、秘密を守るため嘘を貫き通すレオンをピエール・ニネが熱演しています。感情の機微を丁寧に表現できる良い俳優さんですね。
ついた嘘を守り通すために、少しずつ深みにハマる様は鳥肌モノ。

バレる瀬戸際を這うように進むストーリーも手に汗握ります。

良作サスペンス映画。
PANDADA

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