重いテーマを爽やかな青春ものに描いている。きっとそこに至るまで本人も母も妻も悩み悲しみ決断した事であろうが、もうそこは描かず最後の毎年恒例の友人達との旅を描いたロードムービー。悩みを共有し弾けるときはメチャクチャ弾けるこんな友人達の存在が羨ましすぎる。
しかし、尊厳死には肯定的な考えだったけど、こんなに短時間で眠るように死ねるのは本当なの？
余りに命の重さを感じさせなくて尊厳死の存在自体に疑問を持ってしまった。
いい映画だと思ったのに、一番辛い悲しいクライマックスで共感出来なくなってしまったのが残念。
