このレビューはネタバレを含みます
逆輸入レンジャー見て来ました。『glee』の様なクサイ学園ドラマに始まり、無理矢理な『クロニクル』的展開。『マン・オブ・スティール』風な生活感の描き方、『パシフィック・リム』を彷彿とさせるロボ戦などなど既視感の連続で、どれも中途半端。てか、巨大化の前は先ず5人バズーカで爆死させやな。各固有の武器やスキルも無く、ただのどつき合いなのも残念だった。トレーニングシーンを入れるなら、ロボの操縦シーンもないと辻褄合わんし。ドラマパートで各キャラのバックグラウンドを描くのは分かるけど、脚本が粗い上、編集も下手なのでどうでも良くなってくる。『クロニクル』では3人で映画の尺的に丁度収まっていたけど、それを5人でやっちゃダメでしょ。案の定、ブラックとイエローの後付けのせいでテンポが悪くなって長く感じたし。映像面の真新しさもなく、キャストもザック・エフロン風だったり、いじめっ子にエド・シーラン、ヒロインはヴァネッサ・ハジェンズと、ポスト〜的な一昔前のポップカルチャーからの借り物感が満載で、それらをごった煮しただけの二番煎ジャー。余談だけど、メンバーに黒人おるんやったらブラックは避けた方が良かったのでは？と思ったり。あと、ハリウッドでよく出てくるカッコつける東洋人ほどダセーもんはねぇな
