Masato

ジェイソン・ボーンのMasatoのレビュー・感想・評価

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
3.8
ジェイソンボーンが帰ってきた。

ジェイソンボーンレッドカーペットで生で見たマットの興奮を胸に鑑賞

いままでの雰囲気やアクションは受け継ぎ、さらに監督も前作から引き継ぎ、黒歴史レガシーの失態を打ち消す作品となった。

前作は"自分探し"という大きな目的があったので、徐々に明らかになっていく真実などに惹きつけられるものがあったが、前作で綺麗さっぱり完結したために今作は完全後付けストーリーとなって若干物語の引っ張りが弱くなってしまった。
物語自体も惹きつけられる面白みがあまりなかったのが残念。単体作品としてみれば面白かったが、傑作だった前作の影が足を引っ張ってしまった。
もっと強い印象を与えて欲しいと思った。

やや脳筋になったと思ってしまうが、私にはこんくらい吹っ切れた方が面白いかなと感じた。前作までのスマートでこじんまりと纏まった感じよりかは、スマートさもありつつドカーンっとやった本作は私の好みにあった。もう少し頭脳戦があっても良かったと思うが、及第点なので良いと思う。

CIAと監視システムと度々出てくるスノーデンという言葉から前作までのCIAの暗部をテーマにした現代的なメッセージ性を受けつぎつつもより深く突いたものだった。

新シリーズ始動としては十分に面白い出来だと思う。ボーンシリーズファンは過度な期待をしないで普通にみれば十分に良いと思う。レガシーよりかは全然面白い。

マット・デイモン、結構老けたけどまだまだムキムキでイケメンです。次の出演のGreat Wallは中国映画だけど、期待ですね。
ヴァンサンカッセルが若干顔面凶器小沢仁志に似てると思うのは私だけだ。
トミーリージョーンズは長官というより宇宙人。
アリシアヴィキャンデルはいつもながら美人すぎて心酔

ってか、字幕翻訳なっちだったよ!?
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