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SING/シングのroofbalconyのレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
4.3
多幸感。楽しい。かわいい。カッコイイ。災い転じて福となす仕掛けの妙。 アニメーションであるメリットが十全に生かされている。
日本語カバーの歌唱もすばらしい。吹き替え版音楽監修は関ジャムによく出てるあの二人。 ほぼ完璧なローカライズだ。
あちらではアニメキャラを一流俳優が当ててもバチッと決めてくる。
日本ではとかく非難されがちなTVタレント吹き替え。本作も殆どがTVタレントや歌手があてているが、適切なキャスティングと丁寧な翻訳、演出で、原音に比肩する内容になっていると思う。
バスター・ムーンはいいやつではあるけど全体としては山師ペテン師紛いの行為をしてたわけだし、演者の誰かと一時決裂してもいいくらいだが、彼の父のように文字通り裸一貫で出直す件もあるのでまぁいいんでないか。成功する者には艱難辛苦を義務付けるべしって風潮もわからなくはないが。。
監督は銀河ヒッチハイク・ガイドのガース・ジェニングス
アニメーション制作はユニバーサル系のイルミネーション・エンターテインメント
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