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リトル・マーメイドのDDDのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

知人との約束で鑑賞。
元のアニメは未鑑賞、なんなら「人魚姫」のあらすじも怪しくなっている状態。

アリエルが王子に出会うまでの展開がまどろっこしく感じてしまった。絶対君主的な父王と、未知の世界を知りたいと願うアリエルの思いは交わることはないのだが、とはいえ家来の様子なども含めてかみ合わない展開はテンポが遅く感じられた。
その後、アリエルと王子・エリックが出会い近づいていく様子はとてもロマンティックで、素直に素晴らしかった。そこから後半はリトルマーメイドらしい展開。そしてアリエルと父の和解や人間界と人魚界との交流など、未来が開かれた終わり方になっていてぐっとくるものがあった。

数えたカットは1570。
オープニングから、リアルな海の生き物の様子が描かれた直後に、蟹のセバスチャンがそのまま蟹だったのでぎょっとしてしまった。慣れてしまえば……ではあったのだが。
一部アリエルの肌の色について難癖がついていたのだが、観ていて全く気にならず、差別主義者の難癖でしかなかったと改めて感じた。
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