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BLUE GIANTのDDDのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、事前情報もジャズを扱った作品であるぐらいしかない状態で映画館へ。
オープニングのジャズ練習から、全体のかなりの割合でジャズが演奏されており、逆にストーリーテリングは最低限、と感じた。
主人公の技術も最初より上がっていったように感じたし、主人公の友達がジャズに目覚めていく様子など、音楽を創る原初的な喜びもちゃんと描いているし、客数が増えてプロとして成り上がっていく経過も描いているし、知らず知らずと主人公に思い入れを抱いただけに、クライマックスのライブは余計に胸を打った。

映画仲間と鑑賞したのだが、鑑賞直後は音楽に打たれて2人とも言葉を継げなかった。
少しして、知人のジャズピアニストが映画館から少し離れたところでベース・ドラムのトリオライブをやっていたので、映画仲間に提案して、会場のバーに向かった。
ライブは後半だけ聴けたのだが、ライブからリアルのジャズライブに繋がる、という幸せな体験ができた。
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