Kevin

きみがくれた物語のKevinのレビュー・感想・評価

きみがくれた物語(2016年製作の映画)
3.9
海沿いの家で暮らしているトラヴィス(ベンジャミン・ウォーカー)は毎日のように友人と騒いでいた。
そこにギャビー(テリーサ・パーマー)という医学院生が引っ越してくる。
勉強に集中したい彼女はトラヴィスらの騒ぎにいよいよ我慢出来なくなり彼のもとに怒鳴りに行く。
これが彼らの初の会話になるのだが、その後2人は徐々に惹かれ合うようになる。
しかしそんな彼らを引き裂き兼ねない大きな出来事が起こってしまい...。

全てが綺麗!映像も話自体も!
ニコラス・スパークスは良質な恋愛モノを作り上げる天才ですねほんと!
彼の頭の中はどれだけロマンスで溢れているのか見てみたくなります!

屁理屈トラヴィスと怒りっぽいギャビーの掛け合いがなんとも微笑ましい!
彼女たちの距離が徐々に近づいていくのにときめきました!
やっぱり人が楽しそうにしているとこちらも楽しくなります!
互いの欠点も丸ごと愛し合う2人が愛しかったです!

そして自然が美しい!
こんな暮らしめっちゃ憧れます!
海(湖?)の近くの家とボートとBBQと酒!
plusテリーサ・パーマーの水着姿!半端ない破壊力!
...なんというナイスばでぃーなんだ。
都会の生活も憧れるけど、自然の中に身を置いた生活も憧れる。

台詞も素晴らしい!
“人生は一つ一つの選択によって築かれる。〜選択が正しいか間違ってるかは関係ない”
人が生きていく上で選択以外のものってのはなくて、確かに当たり前のことでも良い言葉だなぁと思いました!

と、ここまで明るい部分を伝えてきましたが、後半は切ないものとなっていました。
冒頭を観た時からそうなることに準備は出来ていたつもりだけどやっぱり辛い。涙腺ウルウル。
そこで「幸せと不幸せは紙一重」だと気付かされました。
いつ終わるかもわからないし、幸せの最中にいたらそのことに気づけないかもしれない。
だからこそ、その一瞬一瞬を大切にできたら素敵ですね☺

ラストは心温まります。
感動できる作品なので是非!
Kevin

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