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C.R.A.Z.Y.のsnatchのレビュー・感想・評価

C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)
4.4
「ファイト・クラブ」が自分のバイブルと言う方がいるように、私には「ダラス・バイヤーズ・クラブ」が正にそれ。生きてやると抗っているロデオ野郎がたまらなく好き🐴
昨年12月🗻ジャン=マルク・ヴァレ監督がひっそりと逝ってしまった…でもこの映画の初公開を知り楽しみにしていました。ポスター凄く好き🤩主人公四男ザックの部屋を見ていると自分の部屋もガラリと変えたくる🤩ステレオが欲しい‼︎ バイクシーンがカッコいい🏍

予告編のあのシーンにはまた悲鳴あげそうになった😱
⭐️5個にしたい!物語りは誰にでも身に覚えがありそうな家族の話し。親から子どもへの大事な言葉「そのままでいい」が言えない時代の話し。でも、父親としても初めての事ばかりで毎日、心の中は揉みくちゃになっていたんだと思う。ザックも、自分の性へ揺らぐなんて、まだ口に絶対出せない70、80年代…あがく狂ってしまおうか飛びたくなる。そんな皆んなの動揺 混乱ぶりが伝わってきた。
映画的創造表現力も大好きな演出ばかりだった🤩

あの歌を歌う度に😆!その詩の意味にも…そのお父さんのこだわりのレコードコレクションに始まって、息子はデヴィッド・ボウイに目覚めていき「space oddity」に🤩! まさかの「悪魔を憐れむ歌」のところも楽し🤩父親も嬉しい音楽狂となる我が息子。この絆があるだけで、もういいよね、分かり合えなくても。
楽曲が映像とがっちり組み合わさっています。あんなに喧嘩していた兄と弟も。父とも母とも組み合っています。
兄ちゃんの知らせを聞いた時の母と父の構図が…
タイトルの意味にも参りました。
笑った。泣いた。温かい。
ありがとう❗️

満点でない理由は、欲張りだとは思うが他の三人の息子の話しもこの監督なら深掘り出来そうと思ったから。6時間になってしまうと思うが…😳
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