三島由紀夫の原作未読。
時代背景が原作の1960年代から、現代になっているので、リリー・フランキー演じるお父さん＝火星人はじめ、突然覚醒した宇宙人達が救おうとする地球の問題は、核戦争の脅威から地球温暖化の脅威に設定を変えているらしい。
三島由紀夫が小説で何を伝えたかったのかは原作未読だもんで知る由もないが、
本作は別に地球温暖化から、皆んなで地球を守らなくちゃ！という警鐘を描いているのではなく、
断絶した家族の絆が再生してゆく過程と、それぞれの想いを通して、互いを理解しようとする姿の大切さを描きたかったのではなかろうか。
そこんところ、「メッセージ」に通じるものがあるなぁと。
違ってたらスミマセン、吉田大八監督。
原作読んでみよっと。
