ずん

ザ・プレデターのずんのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.2
B級作品とは聞いていたけれど、まさかここまでとは!笑

アルティメットプレデターもワンコプレデターの発想もめっちゃ面白いと思う。しかしそのキャラクター達の魅力を全然描き切れてないし、それどころかストーリーがやたらと急展開で支離滅裂もいいところである。

皆さんがおっしゃる通りアルティメットプレデター見た目の割に全然強さが伝わってこなかったですね。普通のプレデターとどう違うの?腕に装着する武器の強さはシュワちゃんのプレデターで立証済みで、爆弾を起爆できたり傷の治療だってできる。時を経て再び地球にやって来たなら以前にも増して進化したそうゆうハイテクをもっと観せて欲したかったな。ヘルメットの高性能なミサイルみたいなの駆使すれば木っ端微塵だと思うところを手に入れてからなかなか手を出してこないし、注目のワンコは超無能というか、人間にも懐っこいなんとも言えない愛らしいさで宿敵現るどころか映画の中で癒しキャラになっている。

人間まで透明になれるのもなんだかな〜。プレデターの特殊感が薄れた気がする。

兎に角いちいち可笑しいしツッコミポイントがいっぱいでした。

プレデターはさて置き、今作では人間模様に焦点を当てたようで、はみ出し者の兵士達が主役を張ってます。

下ネタ炸裂な変人達ですが、プレデターのと闘いで育まれる友情物語もあり、最後は華麗にその身を捧げる潔さが一周回ってカッコよかった。

あと主人公の息子役のジェイコブくんの能力凄すぎね。機械操作完全マスターしてるし。

ウケを狙った演出が所々あり、なんだかガーディアンズオブギャラクシーのノリっぽいところがあった。

プレデターは3メートル級で、1号はなんと人間との交配種⁈
監督が描きたかったプレデター像を詰め込み過ぎて肝心のストーリーの中身がスカスカになっちゃった感じが否めない作品でした。

そのあたりのプレデター同士の隔りは続編で明かされるのでしょうかね。
続編期待し過ぎないで待ちたいと思います。
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